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■電源トラブル対策はできてますか?
落雷、台風などによる停電や、電力不足などが多発する夏は、IT機器の電源対策を万全にしていかなければなりません。UPS無停電電源装置の導入はお済みですか?
サーバは一時的でも電源が落ちてしまうと作業中のデータが消えたり、ディスクが破損して、大切なデータを失ってしまうことがあります。
今やITシステムに、UPS無停電電源装置の導入は当たり前となっております。
企業向け電源トラブル対策
企業システムにおける電源対策は、第一に重要なデータ損失を防ぎ、第ニに障害発生時の生産性低下を最小限におさえることを目的としています。企業システムや我々の生活自体がIT機器に依存するようになった今日、常に様々なリスクが存在します。 電力はIT環境を物理的な側面から支える重要なインフラであり、そのリスクを知ることで有効な方策を講じなければなりません。
電源障害の発生原因
送電ルートにおける障害
電力が消費者へ届くまでには長い送電ルートがあります。 原子力、火力、水力などにより発電された電力はまず、高圧変電所(1次変電所)から低圧変電所(2次変電所)へ送電され、さらに電線を経由し、分岐を重ねて消費地へ送電されます。また消費地からは、変圧器により家庭用の100V仕様や、大規模ビル用の400Vへ変換されお客様の元へ到達します。 このように電力の供給には長い送電ルートが存在するため、障害点も多数存在するわけです。したがって、発電元の電力が安定していても、その過程で何らかの障害が起こることにより、消費者が利用する電力の品質が低下したり、最悪の場合は電力供給がストップ(停電)してしまうことがあるのです。 例えば、2006年に東京都で発生したクレーン線による高圧送電線の接触事故は送電が停止したことにより、東京近郊で約139万戸の広域停電が発生しました。
落雷
落雷などにより高電圧が送電線にかかると、直接その送電経路にあったお客様の電気機器は破壊されてしまいます。 また、電力会社は、電力供給網を切り離す、もしくは送電線を切替えることによって、電線に侵入した過電圧に対応します。 電力供給網の切り離しは停電を生み、送電線の切替はサグ(瞬停)を生みます。
ビル内電力配線による誘導サージやブラウンアウト
電力が消費地に到達してからもビル内の電力配線など電源障害のリスクはつきまといます。 例えばビルの空調システムが、サーバなどと同一の経路から電源を供給されているとします。 空調システムは、起動時に大きな電力を必要としますので、スイッチが入ると同一電源経路の電圧は通常より低くなります。この状態はブラウンアウト(電圧降下)と同じです。逆に温度調節のためにスイッチがオフになった際には、今まで使用していた大きな電力が一気に同一電源経路に流れますので、過電圧が発生します。これを誘導サージといいます。
人為的ミス
企業のサーバルームには多くの機器が存在し、ケーブルの管理は頓雑になりがちです。このような環境では、コンセントの抜けや、コンピュータ機器のスイッチを誤って切ってしまうなどの人為的ミスが多発し、結果、停電と同様の状況が発生します。 また、家庭環境では電力使用量の超過により、ブレーカがトリップすることで停電が発生します。
電力の需給バランス崩壊
今夏、首都圏における電力危機がこのケースに当てはまります。電力不足により起こりうる事象には、
1.ブラウンアウト(Brownout、電圧低下)
2.サグ(Sag、瞬停)
3.ブラックアウト(Blackout、停電)があります。
送電所では、電力供給力が需要に対して著しく低下した場合には輪番停電(計画停電)を実行するなどして、電力供給網の崩壊を防ぎます。
 
■バッテリの寿命
バッテリの寿命
バッテリの寿命も使用環境に左右されます。バッテリは使用年数に応じて劣化しバックアップ可能時間が短くなります。
25℃の環境で使用した場合、2.5年での交換を推奨しています。寿命を過ぎたバッテリを使用していると、バックアップ時間が短くなったり、電源が入らなくなるなど、故障の原因になります。また、バッテリの内部短絡や電槽の破損等が発生し、発煙、火災などの二次障害の原因となる場合があります。そのため交換時期が近づいたバッテリは早めに交換することを推奨いたします。
参考サイト:
http://apc-event.jp/report0711/
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